不二製油グループ本社  
   まめプラス推進委員会
  不二製油Gの角谷氏があいさつ
 大豆は健康価値の新しい食材
 
         
   不二製油グループ本社が代表を務める「まめプラス推進委員会」は18日、東京・港区の品川プリンスホテルで、スーパーマーケット「KINOKUNIYA」を展開する紀ノ國屋(東京都港区北青山・堤口貴子社長)と記者発表会を開催し、不二製油の大豆食材を使った新商品を発表した。
 新商品は、不二製油の大豆素材を使用したコッペパンサンド「SOY TIME」5品で、9月25日にオープンした日本橋島屋SC新館一階「KINOKUNIYA entree」(紀ノ国屋アントレ)で販売を開始した。
 記者発表会では、不二製油グループ本社の角谷武彦最高マーケティング責任者(CMO)が次のとおりあいさつした。

一、 我々は常々、大豆の価値や重要性について考え、生活に「まめをプラスする」ということを推奨する活動が「まめプラス」である。まめプラス推進委員会は、不二製油とともにこうした理念に共感いただき、現在では45の企業、団体、学校とともに活動を行っている。
一、 当社は1950年に創業し、チョコレート油脂と業務用チョコレートをはじめ、ホイップクリームやマーガリン、チーズといった製菓製パン素材、また、大豆を原料とした食品や機能剤を製造している食品素材メーカーである。中でも、将来的な食資源不足と健康問題を意識し、良質なたん白質に注目した事業を展開すべく研究開発を続け、世界に先駆けた技術で数多くの大豆由来の製品を生み出してきた。今まさに、アメリカをはじめ世界中が植物性たん白質に着目し、新たな食として植物性食が広がっている。これらは、人々の健康に加え、持続可能な食の環境を考えた動きとして支持されている。
一、 2050年に世界の人口は98億人になるとの見 しがあり、人と食料のバランスが崩れることが予想されている。とくに、アフリカとアジアにおいて食糧危機に直 することが予想される。タンパク源を動物性たん白質で補うことは、ほぼ不可能であるということが世界銀行の予測で明らかにされている。そして、あと7年後の2025年には約40億の人々が水不足の影響を受けると予想されている。また、地球温暖化によって食料生産や人々の健康にも影響が出ることも懸念されている。
一、 このように世界でさまざまな課題が明らかになっているが、大豆はこれらの課題を解決する大きな力を持っている。大豆は不足することが予想されるたんぱく質をしっかり摂取できる上、人間に必要な3大栄養素をバランスよく含んだ食品である。また、資源効率の で見ると、牛肉は1キロを得るのに約21トンの水が必要になる。一方、大豆は1キロ作るのに2・5トンの水で済む。このことからも、大豆は人にも地球にもやさしい食品と言える。
一、 このように大豆たん白質の価値を見直す時代に直 している今、我慢して栄養を摂るための食ではなく、おいしい食べ物の選択肢として大豆由来の食品を選んでもらえるよう研究開発を重ねている。大豆というと「どうもおいしくない」というイメージを持つ方が多くいる。我々はおいしくなければ意味がないと考え、大豆ミートと呼ばれている大豆たん白の改良を進めてきた。将来的に肉の代替ではなく、おいしい食品の選択肢の一つとして大豆たん白食材が選ばれるために、現在も研究開発を重ねている。また、2012年に特許を取得した大豆の分離分画技術によって生まれた「USS製法」では、豆乳クリームと低脂肪豆乳に分け、そこから作りだしたホイップクリームやチーズ用素材など、大豆の加工食品としてさまざまに利用されるようになった。
一、 大豆と言えば納豆や味噌、醤油などいわゆる伝統食をイメージされる人が多いと思うが、ソイツリーのように大豆は牛肉、豚肉、鶏肉だけでなく、魚介類や乳製品の代替など、おいしく健康価値の持った新しい食材へと進化している。
 


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